6月14日(金)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の12回目
今回は、前回のゴール地点に行くまでが一苦労
自宅を朝6時前に出て北陸新幹線で上田駅まで行き、タクシーで丸子町バス停へ行き、千曲バスで長久保バス停へ行き、長和町コミュニティバスでようやく前回ゴール地点の大出日向バス停に到着
なんとか午前9時半に、和田峠越えをスタート!
9km で標高600mをのぼり、14kmで標高800mをくだるという、中山道最大の難所である
のぼりは緩やかな坂で歩きやすく、峠のてっぺんに正午過ぎに到着し
持参したお弁当をつかってピクニック気分を満喫
しかし、下りの勾配が急できつかった
碓氷峠は江戸側からが、和田峠は京都側からが厳しいということを実感した
足がガクガクになりながらも、下諏訪宿に無事到着
「ホントに歩く甲州道中」のゴールで訪れて以来だから3年ぶりである
当然、下諏訪温泉で一泊し、翌日帰宅した
本格的な梅雨入り前に前半戦の山場を越えることができ、上々の出来だ
下諏訪宿にある塩羊羹が有名なお菓子屋さん「新鶴本店」で同店オリジナルの街道地図をもらったので、過去のシリーズの軌跡を書き込んでみた
ご参考まで!
カテゴリーアーカイブ: 趣味
ホントに歩く中山道⑪(信濃横断編)
6月1日(土)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の11回目
前回ゴールの望月バス停を8時半に出発するとすぐに
映画「犬神家の一族」(1976年)で金田一耕助が泊まった旅館がある
当然、女中の坂口良子氏もセリフ棒読みの横溝正史先生もいなかった
風情のある芦田宿を過ぎ、強風で旅人の笠を飛ばしたという笠取峠を越え、
長久保宿の先の和田宿を少し過ぎたあたりで今回は終了
徳川秀忠と違って上田城攻めという余計な寄り道はせず
別所温泉に寄り道して温泉宿で一泊し、翌日帰宅した
「関ヶ原の合戦に遅れるわけにはいかない!」(なんのこっちゃ)
次回は中山道で最大の難所と言われる和田峠を越えて3年ぶりの下諏訪へ
またまたゴールは温泉だな!
ホントに歩く中山道⑩(信濃横断編)
5月25日(土)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の10回目
街道旅シリーズは5年目になるが、毎シリーズこの時期は、田植えを終えた田んぼと山の風景がお気に入りである
この日は、進行方向の左は八ヶ岳と蓼科、右は浅間山、そして正面ははるか向こうに立山連峰と、まさに中山道の醍醐味を味わった
今回は、前回ゴールのしなの鉄道の御代田駅から望月宿まで行って終了
お土産は佐久の銘菓「鯉ぐるま」と日本酒「千曲錦」をゲット
梅雨に入る前に下諏訪あたりまで行けるかな?
金曜らいぶ倶楽部(10年ぶりの再会)
「井上陽水50周年記念ライブツアー『光陰矢の如し』~少年老いやすく学成り難し~」(5月23日東京国際フォーラム)
井上陽水が50周年の記念ライブをやるというので行ってきた
実は2009年に行われた40周年のライブにも行ったのが、前回との大きな違いは休憩時間が設けられていたことである
ミュージカルや芝居では普通だが、ライブで休憩時間とは!
陽水曰く「トイレに行きたかったり、メールのチェックとかもしたいでしょ」
「好評であれば、次回のライブから休憩の回数をどんどん増やしていく」
「『今日のライブで一番良かったのは、休憩時間だったよね』とお客さんが言うような気がする」
などなど、陽水節炸裂である
また前回と違って「なるべくたくさんの曲を聴いてもらいたいが、時間がないから」と言ってヒット曲をメドレーで披露
「それなら休憩時間やめろよ」とツッコミを入れたくなるが、人を食った陽水のことだから、そんな客からのツッコミもお見通しの上なのかもしれない
存分に楽しませてもらった
ありがとう陽水、60周年ライブも行くからね!
(その頃は、演奏時間よりも休憩時間の方が長くなっているに違いない)
ホントに歩く中山道⑨(信濃横断編)
5月12日(日)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の9回目の二日目
前日の碓氷峠越えによる足のダメージもなく、軽快に「つるや旅館」を出発
久しぶりに訪れた軽井沢は、まだ桜が咲いていてびっくり!
雲場池に寄り道したり旧雨宮邸で休憩したりしながら中軽井沢駅を過ぎると追分宿
街道から少しそれるが、早稲田関係者の追分宿の本陣(?)である「セミナーハウス」を29年ぶりに来訪
ここは大学の時に夏合宿をした思い出の場所
浅間山を眺めるなかなか良いロケーションなのだ
感慨にふけりつつ、しなの鉄道の御代田駅まで行って、一泊二日の今回の旅は終了
翌日、碓氷峠越えの筋肉痛に襲われた
この歳になると、翌日に筋肉痛が出ないんだよねぇ
だから二日目も歩けるというふうにポジティブにとらえているけどね
ホントに峠で食べる峠の釜めし(おすすめはしない)
5月11日(土)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の9回目は、本シリーズ初の1泊2日の旅
前回ゴールの横川駅で昼食用の「峠の釜めし」を購入して
中山道三大難所の碓氷峠越えへ出発!
もちろん麦わら帽子で
坂本宿を過ぎると峠の入口、そこから急な上り坂で一気に高度が上がり、こちらの息も上がる
多少ひらけた栗が原という場所で、釜飯の昼食
ご存知のとおり素焼きの容れ物だから食べ終わっても重いしかさばるし、はっきり言って峠に持っていく弁当ではないので、くれぐれも真似をしないように!
碓氷峠越えは軽井沢方面からの方が楽なので、すれ違う人はかなりいたが、横川側から越える同好の士は見かけなかった
翌日5月12日に前回ご紹介した「安政遠足侍マラソン大会」でこの碓氷峠を走って登ろうという人たちがいるというのだから、驚きである(と言うか、呆れる)
足がガクガクになりながらも、午後3時前には峠の頂上にある熊野神社に到着
名物力餅を食べ、御朱印もいただいた
無事碓氷峠越えを果たし、この日は軽井沢宿の元旅籠「つるや旅館」(創業400年!)で一泊
(来週へ続く)
ホントに歩く中山道⑧(群馬横断編)
5月3日(金)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の8回目
大型連休中2回目の街道旅は、前回と違って新幹線のトラブルも無く、安中駅を9時過ぎにスタート!
日本三大奇景の妙義山を眺めつつ、初夏の上州路を軽快に歩く
道中「安政遠足侍マラソン大会」のお知らせがあちこちにあった
安政遠足(とおあし)とは、安政二年(1855年)安中藩主が藩士の鍛錬のためにおこなった遠足(長距離走)とのこと
この故事から、毎年5月の第二日曜日に安中から碓氷峠の熊野神社までの七里半の安政遠足侍マラソン大会が行われていて、今年は5月12日に開催されるようだ
碓氷峠でマラソン大会とは、恐れ入谷の鬼子母神である
閑話休題
順調に松井田宿を落とし、信越線の終着駅の横川で今回は終了
次回はいよいよ碓氷峠越え「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?」
ホントに歩く中山道⑦(だるまさんが転んだ群馬編)
4月28日(日)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の7回目
朝8時半から歩き始めようと新幹線チケットも事前に入手して(大型連休中だから)大宮駅に向かったが、停電による上越新幹線運転見合わせにドンピシャで遭遇のアクシデント
結局、前回ゴールの高崎駅をスタートしたのが予定より2時間遅れの10時半となってしまった(こんなことなら高崎線を利用すれば良かった・・・)
ひとつ目の板鼻宿に到着したのがすでに正午過ぎ
松井田まで行く予定だったが、2時間の出遅れにより、安中駅で中途半端に時間切れ終了
連休明けに軽井沢の旅館を予約済みなので、連休中にもう一回歩いておかなければならなくなってしまった
しかも、クリップオンサングラス(眼鏡に装着するサングラス)を、山の雪溶け水で水流が早くなっている側溝にうっかり落としてしまい、なくしてしまう始末(ガックリ)
人生も街道旅も七転び八起き、今回のお土産は必然的に高崎名物の「だるまさん」
ホントに歩く中山道⑥(めぐりあい群馬編)
4月20日(土)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の6回目
前回ゴールの本庄宿を午前9時にスタート
浅間山を望む浅間神社で休憩していると、畑仕事をしていたおじさんが「遠足?」と話しかけてきたので「ええ、京都まで」と、しばし談笑
神流川を越え、群馬県に突入
新町宿を落とし、北藤岡駅付近の鰻屋「あかぎ」で昼食
お店のおばさんに「本庄から歩いてきたの?」「京都まで行くって?何年かけて?」などと話しかけられ、しばし談笑
烏川を渡り、倉賀野宿に到着
「倉賀野おもてなし館」という休憩所で休憩していると、スタッフの女性から「京都まで気を付けてね」などと話しかけられ、しばし談笑
地元の方から話しかけられると励みになります
皆さんありがとう!
今回は高崎宿で終了し、帰宅にはついに新幹線を投入
お土産は県民なら誰でも知っているという群馬銘菓「旅がらす」をゲット!
写真はご当地マンホールシリーズ「高崎」
ホントに歩く中山道⑤(春爛漫の埼玉縦断編)
4月6日(土)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の5回目
花粉対策のためにワセリンを鼻に塗り(NHK「ためしてがってん!」より)、籠原駅をスタート!
新1万円札の肖像画に決まった渋沢栄一の生誕地である深谷宿を通過
(この日はまだそのニュースは発表されていなかったけど)
道の駅おかべで「カツ丼定食」の昼食
(「栄一も食べたネギ入りにぼうとう」でお馴染みの「にぼうとう定食」は注文せず)
岡部を越えると送電鉄塔が立ち並ぶ広大な田園地帯
風が強く、予想以上に体力を奪われ、神保原駅まで行く予定を変更して、ひとつ手前の本庄宿で今回は終了
お土産は埼玉銘菓、風が語りかけます「十万石まんじゅう」で決まり!
(「翔んで埼玉ヴァージョン」もゲットした!)
次回はいよいよ埼玉を出て群馬県に突入
写真は休憩で立ち寄った公園の桜なり