金曜シネマ倶楽部(分かるようなタイトルにしてよ!)

「ウィキッド ふたりの魔女」(公開中)


劇団四季で2回みたことがあるミュージカル「ウィキッド」
その映画化作品というのでみてみた

オズの国の魔法使いグリンダは「西の悪い魔女が死んだ」と発表した
かつて悪い魔女はグリンダの友人だったという
なぜ友人は悪い魔女ウィキッドになったのか・・・

映画が始まってまず驚くのが、これがパート1だというタイトル文字
「うそ!」と思っても後の祭り
2部作の1作目ということだった
舞台版の前半で本作はおしまいなのだ
それで上映時間2時間40分は長いぞ!
舞台版では表現しきれない部分を存分にお見せするということなのだろうが
「ウィキッド」の世界をとことん楽しみたい人は喜ぶかもしれないが
個人的には「そこまで必要かなぁ?」と思ってしまった
舞台版を見たことがない人は楽しめるのかな?
感じ方はひとそれぞれなので、あしからず

ところで
久しぶりに舞台版をみたくなった
映画のパート2は見に行かないかもしれないけど

2025年3月14日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(空を見ろ!)

「スーパーマン」(1978年)


ジーンハックマンが亡くなった

というわけで、彼が悪役レックスルーサーを好演したこの作品

惑星クリプトンを脱出したカルエル
彼は、地球では超人的な能力を持ち、スーパーマンとして活躍することになる

ジョンウイリアムズ作曲のテーマが流れるタイトルバックは、今見てもワクワクする
主演のクリストファーリーブは、スーパーマンのイメージにぴったりだ
ユーモアたっぷりの悪役レックスルーサーもどこか憎めない
これぞ娯楽映画の決定版といった感じである
おすすめ!

ところで、今年2025年には、新作の「スーパーマン」が公開されるという
この手の映画は、絶対に映画館の大スクリーンで見るべきである
余談だが、スーパーマンの誕生日は2月29日だという
さらに余談だが、自分の誕生日も同じ2月29日で、たぶん明日だと思うんだけど・・・

2025年2月28日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(陪審制は怖い?)

「陪審員2番」(2024年)


クリントイーストウッド監督の最新作

というわけで、U-NEXTで配信中のこの作品

殺人事件の陪審員に選ばれたジャスティン・ケンプ
彼には流産をしたことがある臨月の妻がいて、評議もあっさり終わらせて妻に寄り添いたいと考えていた
ところが、その殺人事件は・・・

名作「十二人の怒れる男」の現代版かと思いきや、さにあらず
物語が進むにつれて、緊張感が高まっていく
「自分だったらどうするか」
「正義とは何か」
イーストウッドにしては珍しく(失礼!)
考えさせられる映画となっている
おすすめ!
そして、あなたならどうする?

2025年1月17日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(お客様の中に飛行機を操縦できる方はいませんか?)

「フライングハイ」(1980年)


今週、ジムエイブラハムズが亡くなった

というわけで、同人がザッカ―兄弟と初めてメガホンをとったこの作品

恋人のエレインとの仲がうまくいかなくなっていたテッドは、彼女が客室乗務員を務める飛行機に搭乗する
ところが、機内で食中毒が発生し、機長も副機長もダウンしていまい・・・

映画のパロディやブラックジョーク満載のコメディ映画である
アメリカ人しか分からないようなネタもあり、半分も理解できないかもしれない
(ましてや44年も前の映画だし)
ナンセンス、シュール、くだらない、ばかばかしい
それが面白い!
あれ?以前「がんばれ!!タブチくん!!」のときも同じことを書いたな
要するにこの手の映画が大好きなのだ!
この作品のあと、「トップ・シークレット」「裸の銃を持つ男」「ホット・ショット」などのどうしようもない映画を次々と生み出し
その都度、楽しませてもらった

ありがとうジム
故人のご冥福をお祈りします

2024年11月29日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(國村隼がうまい)

「碁盤斬り」(2024年)


「ジョーカー2」が公開2週目でデジタル配信になるほどの不入りだという

というわけで、こちらも今年5月封切りで先月配信になった作品

浪人の柳田格之進は、娘のお絹と貧乏長屋で暮らしていた
囲碁を縁に柳田と知り合った商家の萬屋源兵衛は、柳田の実直な性格に触れ、自身の生き方にも変化があらわれる
そんななか、萬屋で金五十両が紛失し、萬屋の番頭は柳田を疑い・・・

古典落語「柳田格之進」が題材になっている
映画の前半は心地よくストーリーが進むが
五十両紛失あたりから雰囲気は一転する
タイトルがそうなのだから仕方がないが、結末は予想通りというところ
ただ、個人的には細かいところが気になった
みなさんは、いかが?


ところで、あの政党の「公認斬り」は偽装でしょ?

2024年10月25日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(知る人ぞ知る)

「がんばれ!!タブチくん!!」(1979年)


西田敏行氏が亡くなった
同氏の数多の代表作の中で、個人的に一番好きなこの作品
西武ライオンズの看板選手のタブチくん
彼と彼を取り巻く野球選手たちを面白おかしく描くギャグアニメ映画の傑作

当時の選手や監督が実名で登場し、それらを今から振り返れば日本を代表する豪華なアニメ声優陣が担当している
その中で、主役のタブチくんは、声優ではない西田敏行氏が担当しているのだが、これが秀逸なのだ!
ナンセンス、シュール、くだらない、ばかばかしい
それが面白い!
主題歌をスターダストレビューでデビューする前の根本要が歌っていたり、第2作の主題歌「がんばれば愛」を大瀧詠一が作っていることなども興味深い
ばかばかしい映画を豪華なメンバーで作っていたんだなぁと驚かされる
野球好き(ただし年配の人限定か?)にはおすすめだ!

故人のご冥福をお祈りします

2024年10月18日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(モンロー・ウォークを知ってるかい?)

「ナイアガラ」(1953年)


先週、「ナイアガラとイエローナイフ7日間」(JTB)という旅行に行ってきた

というわけで、今回はこの映画

ナイアガラの滝に近いロッジで夫のジョージと宿泊している妻のローズ
彼女は、浮気相手のパトリックと共謀し、夫殺害を企んでいた
偶然、同じロッジに居合わせた新婚のカトラー夫妻は、理不尽にも事件に巻き込まれて・・・

ストーリーは凡庸で、ヒッチコックのようなひねりを期待すると失望するかもしれない
ナイアガラの滝という舞台設定と、ローズ役のマリリンモンローの存在感だけで押し切った感がある作品だ
「モンロー・ウォーク」という彼女独特の歩き方が初めて披露されたシーンを見逃すな!
ところで、ナイアガラの滝の実物は圧巻だった
一見の価値ありである

2024年9月27日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(不要不急の外出は控えて)

「ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー」(Netflix配信中)


台風7号のため、本日は臨時休業

というわけで、のんびり自宅でネット配信映画の鑑賞である

旧友のビリーからの電話で娘のジェーンの危険を知らされたアクセル
彼女はビバリーヒルズの弁護士で、麻薬捜査官殺害事件の被疑者の弁護を引き受けていた
事件の鍵を握るビリーはその後行方不明となり、アクセルは娘と共に事件の真相解明とビリー救出のために動き出す・・・

1984年に公開された第1作はエディ・マーフィの出世作で、本作はシリーズ第4作で30年ぶりの最新作である
第3作は駄作だったが、本作は十分楽しめるものに仕上がっていた
これまでの作品のオマージュのような内容になっていて、このシリーズが好きな人間(自分もそのひとり)にはたまらないだろう
それゆえ、第1作からすべて映画館で観てきた者として、本作がネット配信なのは残念至極である
映画館のスクリーンで観たかったなぁ
まあ、ネット配信だからこそ、台風の日でも観ることができたんだけどね

2024年8月16日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(暑い時は・・・)

「野生の証明」(1978年)


前回危惧した「昭和残侠伝シリーズ」の制覇は回避した
というわけで、高倉健が殺人マシンとして超人的な活躍をする大ヒット作(当時)の方をご紹介

ある村で発生した大量殺人事件
ただ一人生き残った少女の頼子は、元自衛隊特殊部隊の味沢に引き取られる
平穏に暮らしていた二人だが、ある保険金事件をきっかけに生活は一変
味沢の戦いが始まる・・・

高倉健の映画というよりも、薬師丸ひろ子のデビュー作ということで有名かもしれない
荒唐無稽なストーリーを一気に見せるあたりは、当時だから成立したと言えよう
豪華な俳優陣と圧倒的なスケール感
そしてすべてのモヤモヤを吹き飛ばす主題歌「戦士の休息」
これぞ映画!と(当時だったら)思える作品である
暑くて何も考えたくないときに見るべきであろう
ひょっとしたら、次に「ランボー」も見たくなるかもしれないよ

2024年8月2日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(温故知新)

「宮本武蔵 巌流島の決斗」(1965年)


大谷翔平がオールスターゲームでホームランを打ったそうな

というわけで、元祖二刀流、宮本武蔵の古い映画のご紹介

武蔵は、細川藩の剣術指南役となった佐々木小次郎から果たし状を受け取った
決闘の場所は豊前小倉
武蔵は宿敵が待つ船島(通称、巌流島)へ向かう・・・

吉川英治の原作を5部に分けて1961年の第1作から毎年公開されたシリーズの最終作である
武蔵を演じるのは中村錦之助(のちの萬屋錦之介)
そして佐々木小次郎は若き日の高倉健が演じている
時代劇映画全盛のころの作品で、見ごたえ十分である
ただ、ちょっと古臭いのが玉にキズだが
宮本武蔵と言えば「バガボンド」世代の人も見てみてはいかが?
(「バガボンド」は読んだことないけど)
ところで、若き日の高倉健に興味がわいて、同氏の出世作である
「昭和残侠伝」(1965年)も見てみたのだが
いろいろな俳優が出演していて、こちらも興味深かった
この夏、「昭和残侠伝シリーズ」(全9作)を制覇してしまいそうで、怖い

2024年7月19日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita