「9月大歌舞伎 双蝶々曲輪日記 引窓」(9月12日歌舞伎座)
エンターテインメントの灯を消すな!
というわけで、10年以上ぶりに歌舞伎を観に行った
新しくなった歌舞伎座に入るのは初めてだ
前の歌舞伎座よりも座席の間隔を広くしたようだが
新型コロナウイルス感染症予防対策で、一人置きでしか席に座らせないので余計にゆったりと感じる
と言うよりも、正直な感想は「閑散としていて寂しいっ!」なのだ
通常は午前の部、午後の部(それぞれ四演目くらい)の1日2回公演なのだが、現状は、1日4部構成の総入れ替え方式
要するに、1枚のチケットで一演目(一幕)しか観ることができないのである
幕間にお弁当という楽しみもない
さらに、飛沫防止ということで、大向う(おおむこう)からの「播磨屋!」「中村屋!」といった掛け声もない
歌舞伎の醍醐味や歌舞伎観劇独特の楽しみが味わえないのである
「寂しいっ!」
いやいや、この時期は仕方がないのだ
始めに戻ろう
エンターテインメントの灯を消すな!