「2人のローマ教皇」(2019年)
新しいローマ教皇が選出されたらしい
というわけで、先代と先々代の2人のローマ教皇が主役のこの映画
教会の方針に不満を抱くベルゴリオ枢機卿が、ベネディクト教皇に辞任の意向を伝える
しかし、教会のスキャンダルの真っただ中の教皇は、改革派のベルゴリオ枢機卿の辞任は、教会への反抗ととられかねないためこれを認めようとしない
ベルゴリオ枢機卿は、直接バチカンに向かい、教皇に辞任を認めるよう直訴するが・・・
史実をヒントに作られたフィクションなのだが
「本当にそんなことがあったのかも」
と思わせるほど、良くできているストーリーである
枢機卿と教皇が教義について語り合うシーンは、会話劇として一級品だ
苦悩する教皇を演じるアンソニーホプキンスが良い
猟奇殺人犯「羊たちの沈黙」から教皇まで演じる素晴らしい俳優だ
おすすめ!
ところで、タイミングが良すぎる「教皇選挙」という映画が公開中だが
こちらも見逃せないぞ