金曜シネマ倶楽部(週末、「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」が観たくなる1本)

「デッドプール2」(公開中)

 

長らく工事をしていたが、今年の3月に「東京ミッドタウン日比谷」がオープンした

 

というわけで、遅まきながらそこに入っているTOHOシネマズ日比谷で鑑賞してきたこの作品

 

最愛の恋人を失ったデッドプールは、「良い人間になる」という彼女との約束を果たすため特殊な能力を持つ少年の命を守ることを決意
しかし、その少年の命を狙って未来からやってきたケーブルは強敵で、
急遽、特殊能力を持ったメンバーを集めて「Xフォース」を結成するが・・・

 

前作同様、デッドプールのおふざけモードは全開!
「Xメン」シリーズのみならず、過去の映画や出演者、はたまた製作スタッフに関する小ネタなどが大量にちりばめられており、日本の観客にはそのほとんどが理解不能である
観に行こうと思う人は、デッドプール役のライアンレイノルズがどのような人物でどのような作品に出演したことがあるかぐらいは予習していくと良いかもしれない
デッドプールはヒーローなのか、それとも単なるお調子者の殺し屋なのか
観終わった後のあなたの感想やいかに?
なお本編終了後のエンドロールにもネタが仕込まれているので、すぐに席を立つことのないように、ご注意を!

 

ところで、茶番に見えた米朝首脳会談も、終了後にとんでもないネタが仕込まれているかもしれないので、こちらも注意が必要かも

2018年6月15日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(週末、美術館に行きたくなる1本)

「モリのいる場所」(公開中)

 

東京オリンピックのマラソンコースが発表されたが
東京オリンピック組織委員会でモリと言えば森喜朗
今、国会でモリと言えば森友学園

 

とうわけで、こちらのモリは日本画家の熊谷守一氏のこと

 

舞台は昭和49年の東京
94歳の画家熊谷守一、通称モリは、日中は自宅の庭で植物や生き物を観察して過ごし、夜に絵を描くという生活を長年続けていた
画家の家にはいろいろな人が出入りし、画家の妻もそれなりに忙しい毎日を送っている
しかし、そのような穏やかな二人の生活を変えてしまいかねない事態が・・・

 

風変わりな画家の一日とその妻を淡々と描く不思議な作品である
画家役の山崎努と妻役の樹木希林、二人の老境の演技を堪能するだけでも一見の価値があると言えよう
金ダライのシーンや当時は無かったレジ袋など、気になるところはいくつかあったが
個人的にはそこそこ楽しめた

 

ただ、好き嫌いがはっきり分かれるタイプの作品だから、興行的には厳しいかな?

 

近いうちに、熊谷守一美術館に行ってみようと思う

2018年6月1日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita