「犬神家の一族」(1976年)
先日、島田陽子氏が亡くなった
ご冥福をお祈りします
というわけで、彼女の代表作のこの映画
信州の大財閥犬神佐兵衛が死去した
彼が残した遺言状が一族の相続争いに火をつけ、凄惨な殺人事件が次々に発生する
奇怪な事件の真相に名探偵金田一耕助が挑む・・・
何十回も観ているのに、しばらく経つとまた観たくなる映画というものがある
「ゴッドファーザー」とか「ルパン三世カリオストロの城」とか
この作品もそのひとつ
間違いなく、日本映画の傑作のひとつと言えよう(個人的感想)
この後、悪魔の手鞠唄、獄門島、女王蜂、病院坂の首縊りの家と一連のシリーズが制作されたが「犬神家の一族」は群を抜いている(2006年のリメイク版は論外)
湖の中から足が二本突き出ているシーンはあまりにも有名
おっといけない、また観たくなってきた
ところで昨年、角川映画45周年を記念して本作の4Kデジタル修復Ultra HD Blue-ray版が発売された(定価16,280円)
オリジナルネガフイルムから引き出された精細な映像やクリアな音声が史上最高品位のフォーマットで楽しめるらしい
おっといけない、買ってしまいそうだ