ホントに歩く中山道④(埼玉縦断編)

3月23日(土)


日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の4回目
前日までのぽかぽか陽気から一転、この日は風が強く、寒かったー!
前回ゴールの鴻巣駅を出発し、地名の由来となった鴻神社で旅の安全を祈願
しばらくすると荒川の土手に出る
ここは、大学1年の時に「本庄~早稲田100キロハイク」で歩いた懐かしい場所
32年前と同じようなことをしているとは、我ながら酔狂だなぁ!

土手をおりると熊谷宿である
中山道の上に建っている八木橋デパートで
名物の「五家宝(ごかぼう)」をお土産に購入(埼玉三大銘菓だそうで)

今回は籠原駅まで行って終了
次回もまだまだたっぷり埼玉である
写真は途中にあった道しるべだが、京都までは遠いなぁ

2019年3月29日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

ホントに歩く中山道③(翔んで埼玉縦断編)

3月2日(土)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の3回目
花粉が大量に舞い散る中、前回ゴールの大宮宿を午前8時にスタート
上尾宿総鎮守の氷川鍬神社をお参りし、桶川宿にはいったところで
「手打ちうどん いしづか」で昼食
うまし!
(ホントは「翔んで埼玉」を観たばかりだったから、「山田うどん」にしようかと思っていたのだが、こちらで正解!)
桶川宿を抜け、人形のふるさと鴻巣宿で今回は終了
タイミング良く「びっくりひな祭り」開催中で、季節感ばっちりの旅だった

次回はお花見気分で熊谷あたりまで行く予定
まだまだ埼玉から出られそうにない

2019年3月22日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(桜はまだか、それなら映画でも観るか)

「女王陛下のお気に入り」(公開中)


英国がEU離脱問題で混乱している

というわけでこの映画、スペイン継承戦争下のイングランド王国の混乱(?)を描いた物語

イングランド王国のアン女王は、幼なじみの側近サラだけが「お気に入り」であった
サラの従妹を名乗って召使に採用されたアビゲイルは、自分で摘んできた薬草を通風で苦しむアン女王の足に塗って癒やし、侍女に昇格する
上流階級から没落した過去を持つアビゲイルは、惨めな今の地位から抜け出すために、さらに女王の「お気に入り」になろうとし、サラと衝突するようになる
そして・・・

イングランドとフランスの戦いの最中に繰り広げられる、女と女のおぞましい戦い
なるほど!これは戦争映画か(違うよ)
エロティックでグロテスクなシーン、暗いストーリー、独特なカメラワークなど、かなりはっきりと好き嫌いが分かれる映画ではないだろうか
そういう意味では前回ご紹介した万人受けする「グリーンブック」とは対照的な作品と言えよう
エマストーンのまさに体当たりの演技は一見の価値ありかもしれないが
個人的には「お気に入り」にはならなかった作品であった

ところで、EU離脱問題だが、いっそのこと離脱するかどうかもう一度国民投票して民意を問うてみたらどう?
大阪都構想もやるらしいから
(どちらも同じくらい実現困難な感じ)

2019年3月15日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(週末は花粉を避けて映画館へ)

「グリーンブック」(公開中)


スピルバーグがアカデミー賞からNetflix作品を締め出すためのルールを提案しているらしい

というわけで、Netflix映画「ローマ」を抑えてアカデミー作品賞を受賞したこの作品

舞台は黒人差別が横行していた1960年代のアメリカ
腕っぷしが強く口八丁で世の中を渡ってきたトニーも、黒人差別をする人間であった
そんな彼だったが、用心棒をしていたクラブが改装休業となり、家族の生活のために、黒人ピアニストのドンのコンサートツアーの運転手を引き受けることになる
しかもツアーの行き先は、特に黒人差別が酷いアメリカ南部だった
黒人が泊まることが出来る宿泊施設を紹介するガイド本「グリーンブック」を手に、二人の旅が始まる・・・

人種差別という重いテーマを扱いながら、絶妙なコメディに仕上がっている
がさつなように見えて実は繊細な心を持つトニーを、ヴィゴモーテンセンが魅力的に演じている
「白人目線の映画だ」という批判もあるようだが、観た人が「面白かった!」と思えばそれで良いと思う
映画ってそういうものだから(個人的見解)
偏見なしに素直に観るべき映画である

おすすめ!

ところで、「映画はなるべく映画館で観る」という主義なので、スピルバーグが言いたいことも分からないでもない
しかし、一歩間違うと彼らが大切にしている「アカデミー賞の権威」そのものを失いかねないような気もする
「日本レコード大賞」みたいに

2019年3月8日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(週末、「山田うどん」に行きたくなる1本)

「翔んで埼玉」(公開中)


当事務所の所在地は埼玉、埼玉弁護士会所属で弁護士の出身地も埼玉

というわけでこの映画、なぜか埼玉である

埼玉のFM局であるNACK5(ナックファイブ)から埼玉の都市伝説が流れ始める
その昔、埼玉県民は東京都民から迫害されていたという
通行手形がなければ東京に行けず、手形を持たずに都内に入った者は「埼玉狩り」に遭い、逆らう者は「埼玉銃」で容赦なく撃たれ、埼玉に強制送還された
この通行手形制度の撤廃を求めて、ついに埼玉県民が立ち上がる・・・

徹底的に埼玉県民をおちょくり、埼玉のネガティブな面を「これでもか!」と暴露しまくる
しかも、「こんなの埼玉県民にしか分からないだろう」というご当地ネタ、自虐ネタのオンパレード
(自分の出身校も紹介されたが、麻生久美子氏に「だからどうした!」と一蹴されちゃった)
「よくこんな映画を作ったなぁ」と呆れるが、自分が観た回は満員札止めだったからびっくり仰天!
現役の埼玉県民と埼玉出身者がこぞって観に来ているに違いない
いやいや、千葉県関係者も相当数含まれているだろう
怖いもの見たさの東京都民もいるはずだ
ただ、関東圏以外ではかなり厳しい気がする
しかし、それでも良いのだと思わせる潔さがこの映画にはある
久しぶりに現れた底抜けにくだらない映画だ

おすすめ!
(映画館は「シネマサンシャイン池袋」が良いかもね)

そうそう、弁護士・裁判官・検察官になるための修習をする司法研修所は埼玉県和光市にあるので「日本埼玉化計画」は日本の法曹界ではほぼ実現されているという事実を補足しておこう
(映画を観ていない人には「何のこっちゃ?」情報だな)

2019年3月1日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita