「シン・仮面ライダー」(公開中)
仮面ライダーを映画館で観るなんて、「東映まんがまつり」以来かな
というわけで、およそ半世紀ぶりの仮面ライダー映画の鑑賞である
仮面ライダー本郷猛は改造人間である
彼を改造したショッカーは、世界征服を企む悪の秘密結社である
と思ったら・・・
まずショッカーが世界征服を企んでいないところでビックリ!
そして戦いたくない本郷猛にもビックリ!
その他にもビックリするところてんこ盛りである
本作は、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンに比べて、マニアック度が増している気がする
そして、それは興行的に暗い影を落としているかもしれない
万人受けを狙っていないのだろうが
もうちょっとエンターテイメント性があっても良いのではなかろうか
それは先週紹介した「仕掛人・藤枝梅安」にも言える
ひょっとしたら、ネット配信全盛のこの時代に映画館で映画を観る人間は十分マニアックなのだからそういう人向けにはこれで良いのだということなのかもしれない
でも庵野監督、もうちょっと気楽に楽しみたいんですけど
「東映まんがまつり」みたいにとまでは言わないから