コロナ禍と舌禍が冷ます五輪熱
金曜落首くらぶ(お題は「泥沼」)
安倍がつき二階がこねし天下餅菅がダメなら「またやる!」と安倍
金曜落首くらぶ(お題は「本当に苦しんでいるのは国民」)
安倍がつき二階がこねし天下餅のどに詰まらせ苦しむは菅
金曜シネマ倶楽部(細かいことは抜きにして観る1本)
「エアフォース・ワン」(1997年)
連邦議会議事堂の襲撃を扇動したとして現職の大統領が弾劾訴追されたという
というわけで、こちらは大統領が体を張ってテロを防ぐというアクション映画
米国大統領のマーシャルは、ロシアから帰国するため大統領専用機エアフォース・ワンに搭乗した
ところが、そこにはテロリストグループも乗り込んでいた
人質奪還のため孤軍奮闘する大統領
その結末は・・・
超人的な活躍を見せる大統領役にハリソンフォード
まさに大向こうから
「いよっ!大統領」
と声がかかりそうな大立ち回りである
以下、ネタバレあり
大統領を救出した軍用機からの通信内容がこの映画のオチであり、
このセリフのためにこの映画を作ったのではないかと思わせるラストシーンになっている
コロナ禍のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる(かもしれない)娯楽作品と言えよう
しかし、大統領自身がテロを扇動する時代が来るとはねぇ・・・
金曜シネマ倶楽部(週末、のんびり観たい1本)
「恋愛小説家」(1997年)
新年明けましておめでとう!と言いたいところだが、感染拡大が止まらない
というわけで、少しだけ心がホッとするかもしれないこの映画
小説家のメルヴィンは、病的な潔癖症で、道路の継ぎ目を踏まないように歩き、石鹸は一度使ったら捨ててしまう
行きつけのレストランでも、いつも同じ席に座り、持参したプラスチックのナイフとフォークしか使わず、注文もウェイトレスのキャロルにしか頼まない
ある日、隣の部屋に住む同性愛者のサイモンの飼い犬を無理矢理預かることになってから、彼の生活リズムが少しずつ変化していき・・・
強烈な個性のメルヴィン役に、ジャックニコルソン
そしてキャロル役に、ヘレンハント
二人の良いところがピタリとはまったコミカルな大人の恋愛映画である
おすすめ!
ところで、劇中でジャックニコルソンが弾き語り、エンドロールではアートガーファンクルが歌う
「ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE」
という曲が、コロナ禍の今にこれまたピタリとはまる
今年の目標は「常に人生の明るい面を見ろ」にしようかな
金曜シネマ倶楽部(願いは「終息」)
「ワンダーウーマン1984」(公開中)
今年はコロナ禍で、このブログも3月以降はほとんど過去の映画の紹介だった
というわけで、今年最後は公開中のこの作品をご紹介
愛する人を失い、長い年月、孤独な生活を送るダイアナ
彼女の願いが叶うとき、それは、彼女の新たな戦いが始まるときだった・・・
シリーズ2作目の今回は1984年が舞台である
第一次世界大戦が舞台だった前作はそこそこ骨太の内容だったが
本作はファンタジー色が強い
現代版「クリスマス・キャロル」といった感じか
(奇しくも今日はクリスマス)
この手の映画にありがちな冗長なバトルシーンには辟易するかもしれない
ある登場人物が、若き日の現アメリカ大統領にしか見えないかもしれない
ケチをつけようと思えばいろいろあるが
まあ過大な期待をせずにストレス発散気分で観るべき映画である
(本作の関係者の方々、ごめん)
さて、2020年のブログはこれでおしまい
2021年が皆様にとって良い年になりますように!
金曜シネマ倶楽部(不要不急の1本か)
「新解釈・三國志」(公開中)
日本の戦国時代を描くNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、光秀と義昭の対立が決定的となり、展開が早くなってきた
というわけで、こちらは中国の三国時代を新解釈で描く異色作
漢王朝の末裔の劉備は、勢力を拡大する曹操に対抗するため、諸葛孔明を軍師に迎える
劉備は、打倒曹操で利害が一致した呉の孫権と同盟を結び、かの有名な赤壁の戦いを迎える
あらすじを紹介すると三國志だが、実体は歴史映画ではなく完全なコメディ映画である
究極の悪ふざけ映画と言えるかもしれない
かつてのテレビドラマ「勇者ヨシヒコ」の映画化といった感じか?
そのため「三國志の映画を観よう」と思っている人は間違いなく後悔するので要注意!
好き嫌いがはっきりと分かれる作品なので、覚悟して観ること
ところで、「麒麟がくる」も新解釈っていうことないかなぁ?
山崎の戦いで敗走した光秀は、岡村隆史演じる徳川の忍びに助けられ、関ヶ原の戦いの後に天海として現れて一言つぶやく
「麒麟は家康だったか」と
金曜落首くらぶ(お題は「ワクチン」)
「拙速は巧遅に勝る」本当か?
金曜シネマ倶楽部(近未来映画の傑作!)
「トータル・リコール」(1990年)
コリンファレル主演のリメイク版が公開された2012年に一度紹介したことがあるこの作品
現在、30周年記念4Kデジタルリマスター版が公開中ということで、もう一度ご紹介
肉体労働者のクエイドは、意味不明の火星の夢を見る
クエイドは火星へ行くことを妻に提案するが、断られる
ある日、夢を売る「リコール社」の宣伝を見たクエイドは、
「火星でのスパイ活動」という夢を購入するが・・・
どこまでが夢なのか、どこからが夢なのか
近未来SF映画としては、一級の娯楽作品といえる
主演のシュワルツェネッガーはこの近未来SF映画に数多く出演しているが、
トップクラスの出来だ
妻役のシャロンストーンが怪しくて良い
(彼女は、どの作品でも怪しいのだけれど)
本作監督のポールバーホーベンもかなりクセのある映画を撮る人だが
この作品は、文句なしに面白い
おすすめ!
しかし、30年前の作品まで「デジタルリマスター版」とはいえ公開しなければならない状況とは、コロナ禍恐るべしである
(と言いつつ、このブログも8年前の焼き増しなんだけど・・・)
金曜落首くらぶ(お題は「寝言」)
秘書のせい僕は全然悪くない!