業務にまったく関係ない、映画の感想など趣味に関するブログです(毎週金曜日に更新)。
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金曜シネマ倶楽部(久しぶりの映画館)
「騙し絵の牙」(公開中)
緊急事態宣言が解除された
というわけで、久しぶりに映画館で観てきた映画のご紹介
出版不況にあえぐ大手出版社の薫風社
その社長の急死により、社内の権力争いが先鋭化する
そして、経営陣、編集者、作家らの生き残りをかけた騙し合いの戦いが始まる・・・
肩の凝らない娯楽映画である
出演者もいつもの人たちといった感じで、良い意味で安心して観ることができる
(悪い意味で「また、この役者か!」というようなベタなキャスティングなのだが)
ただ、雑誌の新編集長役は、原作者が大泉洋氏が演じると決めて書いたということのようだ
(そういう手法を「あてがき」というらしい)
原作の小説を読んでみようかな
図書館で借りて
えっ?出版不況の一因はそこ?
金曜落首くらぶ(お題は「開眼」)
(今週、白内障の手術を終えて)
もや晴れて今年の桜いと白し
金曜シネマ倶楽部(週末、じっくり観たい映画)
「マザーレス・ブルックリン」(2019年)
メーガン妃の王室への発言が物議を醸しているらしい
というわけで、こちらは人種差別が当たり前だった1950年代のニューヨークが舞台のサスペンス映画
恩人を殺された私立探偵のライオネル
彼は障害を抱えながらも抜群の記憶力を駆使し、わずかな手がかりをたどって恩人が殺された事件の真相に迫っていく
そして・・・
トゥレット症候群を抱える探偵という難しい役をエドワードノートンが好演している
アレックボールドウィン、ウィレムデフォー、そしてちょい役でブルースウィリスと豪華な俳優陣が物語を支える
登場人物が多いことと時代背景に馴染みがないことから、ぼんやり観ているとストーリーに追いついていけなくなる危険性があるので要注意
時間も長い映画なので、じっくりと腰を落ち着けて観ること
主演のみならず監督、脚本も手がけた奇才エドワードノートンの世界を存分に楽しむべし
ところで、かつては奇才と呼ばれたのかもしれない広告マンが五輪開会式の演出として提案したまったく笑えないダジャレネタには
ピッグりした!
(これも相当酷いぞ)
金曜落首くらぶ(お題は「接待国家」)
自助よりも自腹の徹底先じゃない?
金曜シネマ倶楽部(ジョディフォスターもブロンド美人)
「ブレイン・ゲーム」(2015年)
アンソニーホプキンス主演の映画「ファーザー」がゴールデングローブ賞4部門にノミネートされているらしい
というわけで、彼が特殊能力を有する男を演じるサスペンス映画
連続殺人事件を捜査するFBI捜査官のジョーとキャサリンは、予知という特殊な能力を持つジョンに捜査協力を依頼する
当初はジョンの特殊能力に懐疑的なキャサリンだったが、彼の能力によって捜査が進展するにつれ、その考えをあらためる
そして、ある容疑者が浮かび上がる・・・
「予知能力を持つとどうなる?」というのが本作のテーマとなっているが
それを表現する映像が少し面倒くさいと感じるかもしれない(個人的感想)
アンソニーホプキンスは、この手の役をやらせたら右に出る者はいない
久しぶりに「羊たちの沈黙」を観たくなった
キャサリン役のアビーコーニッシュも良い
(ブロンド美人には弱いのだ)
映像はホラー映画なみだが、ラストシーンは少し切なくなるかもしれない
Amazonプライムビデオは本日で配信終了らしいので、観るなら急ぐべし!
ところで、冒頭述べた「ファーザー」でのアンソニーホプキンスは、予知能力ならぬ認知症の役を演じているらしい
日本公開は5月14日とのこと
その頃にはコロナ禍も少しは収まっているだろうか
誰か予知できない?