金曜シネマ倶楽部(暑いときに観たい映画)
「サイコ2」(1983年)
暑い!
というわけで、暑いときには怖い映画で肝試し
ベイツモーテルでの惨劇から22年が経過し
社会復帰したノーマン
同じ職場で働くメアリーは、ノーマンに興味を持ち彼に近づく
そして・・・
アルフレッドヒッチコック監督の傑作「サイコ」(1960年)の続編である
23年ぶりの続編なのだが、映画の中も同じように時間が流れていて、
ノーマン役も同じアンソニーパーキンスが演じている
前作もそうだったが、本作のクライマックスの彼が怖いのなんのって!
メアリー役のメグティリーもキュートで良い
傑作だった前作の続編として、非常に良く出来ている
必ず前作を見てから本作を観るべし
そして、しばし暑さを忘れよう!
この時期に、おすすめ!
さて、まだまだ暑い日が続きますが
みなさま、くれぐれも体調管理にご注意ください
金曜シネマ倶楽部(海に行きたくなる1本)
「真夏の方程式」(2013年)
真夏である
というわけで、時節柄この作品をご紹介
物理学者の湯川学は、海底資源開発の説明会に出席するため、玻璃ヶ浦の緑岩荘という旅館に滞在する
そこで彼は、経営者夫婦のおいの恭平という少年と知り合う
そして次の日、別の宿泊客の変死体が近くの海岸で発見されて・・・
テレビドラマ「ガリレオ」シリーズの劇場版の第2弾である
第1弾の「容疑者Xの献身」では、事件を解明したことを後悔する湯川だったが
本作ではその教訓が活かされた(?)結末となっている
湯川と少年の交流が爽やかに描かれていて、夏の海というロケーションも気持ち良く、第1弾とは違って観終わった後の印象も良い
海に遊びに行きたくなること必至の作品である
この時期に、おすすめ!
さて、先日,この「ガリレオ」シリーズの劇場版第3弾の製作が発表された
公開は2022年とのこと
今から楽しみである
金曜落首くらぶ(お題は「避難」)
疎開してお祭り騒ぎ回避しよ
金曜落首くらぶ(お題は「ニシムラサーン」)
恫喝と密告制度の二刀流
金曜落首くらぶ(お題は「常識」)
不都合なこと発表は選挙後に
金曜落首くらぶ(お題は「仕事柄」)
ワクチンの接種を「窃取」に誤変換
金曜落首くらぶ(お題は「ひばり」)
コロナ禍でひとり酒場で飲むお酒
金曜落首くらぶ(お題は「疎開」)
開催中なるべく東京離れよか
金曜シネマ倶楽部(「金閣寺」は実家だったかな?)
「三島由紀夫 vs 東大全共闘 50年目の真実」(2020年)
大河ドラマ「晴天を衝け」では、尊皇攘夷も下火になってきた
というわけでこの作品、戦後の攘夷運動のような学生運動も下火になってきた頃に行われたある討論会を描くドキュメンタリーである
東大安田講堂事件の4ヶ月後の1969年5月、東大全共闘が主催する討論会に保守言論人の三島由紀夫が招かれた
左翼学生が詰めかけた東大駒場キャンパス900号室で、伝説の討論会が始まる・・・
作り物ではないからか、スクリーン(画面?)を通しても当時の会場の熱が伝わって来て、多少暑苦しくなるかもしれない
しかし、左派、右派という思想とは関係なく、「言葉の力」を信じている人々の真剣な言葉による応酬に心を動かされる
50年後の今、我々は「言葉の力」を信じているだろうか?
三島はこの討論会の翌年に自死する
もし今、彼が生きていたら、この世界をどう見るだろう?
(自衛隊にワクチンを打たせていると知ったら・・・)
週末、ひさしぶりに三島文学を読んでみようかな
読みにくくて、すぐ挫折しちゃうんだけどね