金曜シネマ倶楽部(「エレメンタリー」も悪くない)

「エノーラ・ホームズの事件簿」(2020年)


あのシャーロックホームズに妹がいた?

というわけで、原作者コナンドイルもびっくりのこの作品

エノーラの母が失踪した
彼女の兄のマイクロフトとシャーロックはエノーラを寄宿学校に入れようとするが、彼女は母を探しにロンドンへ向かう
しかし、列車内で若き公爵と出会い、トラブルに巻き込まる・・・

随所でエノーラが観客に語りかけたり目配せするところが面白く、キュートだ
(キュートって死語?)
ミステリーだが緻密な推理劇は期待しない方が良い
むしろ、冒険活劇として楽しむ方が良いだろう
新型コロナウイルス感染症流行の影響で劇場公開できずにNetflixで配信されたらしいが
ぜひ大きなスクリーンで観たかった
難しいことを考えずに映画を楽しみたいときにおすすめである

それにしても、シャーロックホームズはオリジナルの映像化以外に派生作品やパロディ、パスティーシュなど相当数が作られている
そして総じてハズレが少ないように感じる
久しぶりに「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」(1985年)が観たくなった
週末観ようかな

2023年1月20日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(個人的には・・・な1本)

「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」(Netflix配信中)


そろそろアカデミー賞のノミネート作品が発表される時期だ

というわけで、おそらく何らかの賞にノミネートされるであろうこの作品

大富豪のマイルズは、ギリシアにある自分の島に友人たちを招待する
彼が考えたミステリーゲームを開催するためだった
そこへ乗り込んだ探偵のブノワ・ブラン
そして、ゲームではなく本当の殺人事件が発生する・・・

シリーズ第2作目で、主演も前作同様ダニエルクレイグである
まず、前作とは趣が異なることに観客は戸惑うだろう
そして、結末への展開にさらに戸惑うかもしれない
個人的には、アカデミー賞よりもラジー賞向きな気がする
ダニエル、ごめん

ところで、ダニエルが引退した007役だが、次は誰がやるのだろうか?
個人的には、アカデミー賞の行方よりそっちの方が気になる

2023年1月13日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

今週のトピック(麻雀)

正月に人和(レンホー)振ったよ厄落とし

※人和とは、子が配牌時で聴牌(テンパイ)し、自分の第一ツモより前に捨てられた牌でロン和了すると成立する麻雀のローカル役満

2023年1月6日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(週末、古典にふれてみる?)

「クリスマス・キャロル」(1938年)


明後日はクリスマス

というわけで、クリスマス映画の古典的作品のご紹介

守銭奴で嫌われ者の老人スクルージ
クリスマスイブの夜に、共同経営者で既に他界していたマーリーの霊が彼の前に現れて
「今から3人の精霊が来るから、考えを改めろ」
と告げる
そして・・・

ディケンズの小説を忠実に再現したと言われているこの映画
70分弱なのであっという間に物語は終わる
そのせいか、スクルージの豹変ぶりに感動よりも恐怖を感じるかもしれない
ひょっとしたらこれはホラー映画なの?
百聞は一見に如かず
皆様はどう感じる?


ところで、キャロルとは讃美歌のことで、クリスマス・キャロルとクリスマス・ソングの違いは宗教的かそうではないかということらしい
日本のクリスマス・ソングと言えば、山下達郎の「クリスマス・イブ」が有名だが
1983年発売の曲だから、もはやこちらも古典的作品といえよう
久しぶりに聴いてみようかな


今年のブログはこれでおしまい
皆様良いお年を!

2022年12月23日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(最新作見逃した・・)

「ダウントン・アビー」(2019年)


自宅療養中にいっき見したテレビドラマ「ダウントン・アビー」(6シリーズ全52話)

というわけで、こちらはその劇場版

英国国王がクローリー家の邸宅ダウントン・アビーを訪問するという通知がくる
しかし国王滞在中は王室使用人が一切の世話をするという
ダウントン・アビーの使用人たちは結託し、王室使用人に対抗する措置を画策する・・・

2010年から2015年までイギリスで放送された「ダウントン・アビー」
ドラマの舞台は1912年から1925年のイギリスで、ヨークシャーにある邸宅「ダウントン・アビー」に暮らす伯爵家とそこで働く使用人たちの生活を描く作品
当時のイギリスの階級社会や風俗などが歴史上の出来事と合わさって描かれる非常に興味深いドラマである
テレビシリーズはスキャンダルや愛憎劇が中心の見応えのあるストーリーだったが、この劇場版は趣を変えて軽めのコメディといった感じになっている
そういう意味では物足りなさを感じるかもしれない
まぁお馴染みの登場人物のその後をまた楽しめるということで、ファンにとっては嬉しいのだが
さて、その登場人物で個人的なお気に入りは、バイオレット伯爵夫人(愚痴が最高!)と三女シビルの夫のトム・ブランソン、使用人ではモールズリー

皆様はいかが?

ところで、実は劇場版第二弾「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」(2022年)が9月30日に公開されたのだが、見逃してしまった
映画館で観たかったなぁ

2022年11月11日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita