金曜シネマ倶楽部(週末、古典にふれてみる?)

「クリスマス・キャロル」(1938年)


明後日はクリスマス

というわけで、クリスマス映画の古典的作品のご紹介

守銭奴で嫌われ者の老人スクルージ
クリスマスイブの夜に、共同経営者で既に他界していたマーリーの霊が彼の前に現れて
「今から3人の精霊が来るから、考えを改めろ」
と告げる
そして・・・

ディケンズの小説を忠実に再現したと言われているこの映画
70分弱なのであっという間に物語は終わる
そのせいか、スクルージの豹変ぶりに感動よりも恐怖を感じるかもしれない
ひょっとしたらこれはホラー映画なの?
百聞は一見に如かず
皆様はどう感じる?


ところで、キャロルとは讃美歌のことで、クリスマス・キャロルとクリスマス・ソングの違いは宗教的かそうではないかということらしい
日本のクリスマス・ソングと言えば、山下達郎の「クリスマス・イブ」が有名だが
1983年発売の曲だから、もはやこちらも古典的作品といえよう
久しぶりに聴いてみようかな


今年のブログはこれでおしまい
皆様良いお年を!

2022年12月23日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(最新作見逃した・・)

「ダウントン・アビー」(2019年)


自宅療養中にいっき見したテレビドラマ「ダウントン・アビー」(6シリーズ全52話)

というわけで、こちらはその劇場版

英国国王がクローリー家の邸宅ダウントン・アビーを訪問するという通知がくる
しかし国王滞在中は王室使用人が一切の世話をするという
ダウントン・アビーの使用人たちは結託し、王室使用人に対抗する措置を画策する・・・

2010年から2015年までイギリスで放送された「ダウントン・アビー」
ドラマの舞台は1912年から1925年のイギリスで、ヨークシャーにある邸宅「ダウントン・アビー」に暮らす伯爵家とそこで働く使用人たちの生活を描く作品
当時のイギリスの階級社会や風俗などが歴史上の出来事と合わさって描かれる非常に興味深いドラマである
テレビシリーズはスキャンダルや愛憎劇が中心の見応えのあるストーリーだったが、この劇場版は趣を変えて軽めのコメディといった感じになっている
そういう意味では物足りなさを感じるかもしれない
まぁお馴染みの登場人物のその後をまた楽しめるということで、ファンにとっては嬉しいのだが
さて、その登場人物で個人的なお気に入りは、バイオレット伯爵夫人(愚痴が最高!)と三女シビルの夫のトム・ブランソン、使用人ではモールズリー

皆様はいかが?

ところで、実は劇場版第二弾「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」(2022年)が9月30日に公開されたのだが、見逃してしまった
映画館で観たかったなぁ

2022年11月11日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

今週のトピック

わけあって「ダウントン・アビー」いっき見中

2022年11月4日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(醤油ラーメンが食べたくなる1本)

「七人の秘書 THE MOVIE」(公開中)


前回紹介の「沈黙のパレード」もそうだが、テレビシリーズの映画化が大流行

というわけで、こちらも2020年に放送されたテレビドラマ「七人の秘書」の劇場版

表では秘書として働いているが、裏では人知れず弱き者を救う陰のエージェントたち
そこへ、信州で悪事を働く大物を懲らしめて欲しいという依頼が・・・

「必殺仕事人」のような、「ザ・ハングマン」(古い!)のような、「チャーリーズエンジェル」のような、そして「俺たちは天使だ!」のようなテイストだが、作品としての完成度は低い、というか、生ぬるい
それでもテレビシリーズは良いだろうが、お金を取って見せる映画ではどうだろう?
あまり期待せずに気楽に観るなら、まあ良いか
という感じの作品である
(もちろん個人的感想)
興味があればどうぞ!
ところで、観終わった後、必ずラーメンが食べたくなるのでご注意あれ!

2022年10月21日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita