金曜シネマ倶楽部(週末、ホテルニューオータニに潜入したくなる1本)

「007は二度死ぬ」(1967年)


先日、ショーンコネリー氏が亡くなった

というわけでこの作品、彼の出世作007シリーズの第5作で日本を舞台にした異色作

アメリカの有人ロケットが謎の飛行物体に捉えられるという事件が発生
米ソの対立が激化する中、ジェームズボンドは謎の飛行物体の発射地点と思われる日本へ潜入し諜報活動を始める・・・

日本人が見ると「そんなバカな」とツッコミたくなる部分が満載で、それだけで十分楽しめる
シリーズで初めてブロフェルドが顔出ししたり、ボンドが結婚したり、トヨタ2000GTのオープンカーが登場するなど、見どころも満載である
シリーズの中での評価はあまり高くないが、個人的には嫌いではない作品である
今週末、久しぶりに観直してみようと思う

ショーンコネリー氏のご冥福をお祈りします

2020年11月13日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

ホントに歩く中山道㉒(濃尾平野横断編)

10月31日(土)、11月1日(日)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の22回目
今年は新型コロナウイルスの影響で、田植えの季節に歩くことができなかったのだが、稲はしっかり育っていた
前回ゴールの岐阜駅を出発し、河渡宿、美江寺宿、赤坂宿と20km歩いて、美濃赤坂駅で1日目は終了
2日目は、美濃赤坂駅を出発してすぐ昼飯大塚古墳に立ち寄り、垂井宿を落として、いざ関ヶ原古戦場に突入!
とりあえず東軍の大将の本陣に出向く
そして、今年10月にオープンしたばかりの「岐阜関ヶ原古戦場記念館」へ行こうとしたが、コロナの影響で事前予約制のため見学できず、今回は無念の退却である
次回はいよいよ琵琶湖に出る予定
ゴールの京都まであと少しだ!

2020年11月6日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

ホントに歩く中山道㉑(美濃攻略編)

10月24日(土)、25日(日)
日本橋から京都まで中山道六十九次をホントに歩く街道旅の21回目
新型コロナウイルスの影響で、10か月ぶりの再開である
前回ゴールの美濃太田駅を出発してすぐに太田宿を落とし、木曽川沿いをしばらく歩き
居眠りしそうな名前の峠を越えるとそこは鵜沼宿
昼食にうなぎを食べて元気回復だが、久しぶりの街道旅なのであまり無理をせず、1日目は名鉄各務原線の六軒駅で終了
名古屋まで戻って一泊
夕食はもちろん味噌煮込みうどん!

2日目は、六軒駅から岐阜駅南にある加納宿まで歩き、今回は終了
現在、信長がいるという(「麒麟がくる」でのお話しだけど)岐阜城も攻略した
次回はいよいよ関ヶ原で合戦だ!

2020年10月30日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(週末、ドライブしたくなる1本)

「運び屋」(2018年)


街中でUber Eats を頻繁に見かけるようになった

というわけで、こちらはクリントイーストウッドが運びます!

家族とも疎遠な老人アール・ストーンは、自宅を差押えられ、残ったのはおんぼろのトラック1台だけ
ある日、彼に交通違反歴が無いことに目を付けたある組織から
「車を走らせるだけで金をやる」という仕事を引き受ける
しかしそれはコカインの運び屋という危険な仕事だった・・・

クリントイーストウッドはアウトローがよく似合うが
老境に入ってもまだその役どころを演じることができるということが素晴らしい
しかも何の不自然さもなく、嫌みもなく、観客の共感を得られるとは!
希有な役者である
御年90とのことだが、あとどれくらい彼の映画を観ることができるだろうか
いつまでも元気に活躍して欲しいものである

ところで、逆に
「もういい加減、後進に道を譲れば?」
と思ってしまうことが多いんだよね、政治のニュースを見てるとね

2020年10月2日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita

金曜らいぶ倶楽部(吉右衛門もお年を召したなぁ)

「9月大歌舞伎 双蝶々曲輪日記 引窓」(9月12日歌舞伎座)


エンターテインメントの灯を消すな!


というわけで、10年以上ぶりに歌舞伎を観に行った
新しくなった歌舞伎座に入るのは初めてだ
前の歌舞伎座よりも座席の間隔を広くしたようだが
新型コロナウイルス感染症予防対策で、一人置きでしか席に座らせないので余計にゆったりと感じる
と言うよりも、正直な感想は「閑散としていて寂しいっ!」なのだ
通常は午前の部、午後の部(それぞれ四演目くらい)の1日2回公演なのだが、現状は、1日4部構成の総入れ替え方式
要するに、1枚のチケットで一演目(一幕)しか観ることができないのである
幕間にお弁当という楽しみもない
さらに、飛沫防止ということで、大向う(おおむこう)からの「播磨屋!」「中村屋!」といった掛け声もない
歌舞伎の醍醐味や歌舞伎観劇独特の楽しみが味わえないのである

「寂しいっ!」

いやいや、この時期は仕方がないのだ
始めに戻ろう

エンターテインメントの灯を消すな!

2020年9月18日 | カテゴリー : 趣味 | 投稿者 : morita

金曜シネマ倶楽部(週末、飲みに行きたくなる1本)

「居酒屋ゆうれい」(1994年)


東京都は、23区内の飲食店の営業時間短縮要請を解除するらしい

というわけで、こちらは横浜の居酒屋が舞台のコメディ映画

居酒屋「かずさ屋」の主人の荘太郎は、恋女房のしず子を病気で亡くす
ある日、後添いをもらわないかという話がとんとん拍子に進み、里子と再婚する
しかし、「新しい女と一緒になることはない」という約束を破ったと言って前妻のしず子がゆうれいとなって荘太郎と里子の前に現れる
そして荘太郎と前妻、後妻の不可思議な三角関係が始まる・・・

バクチ好きの常連客、謎の新客、そして訳ありの後妻など怪しげな登場人物の顛末が多分に御都合主義な感は否めないが、そこそこ楽しめる
萩原健一はかなりクセのある役者だが、まるで落語のようなストーリーの本作には見事にマッチしていると言えよう
早く新型コロナウイルスが終息してまたこういう居酒屋で飲みたいものだと痛感すること必至の作品である

ところで、本作が映画デビュー作である西島秀俊が、元刑事の使用人という役を演じる「メゾン・ド・ポリス」というテレビドラマを先日huluで観たのだが、なかなか面白かったので、こちらをおすすめ!

2020年9月11日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita