金曜シネマ倶楽部(果たして受賞なるか?)

「ドント・ルック・アップ」(Netflixで公開中)


いよいよ日本時間3月28日に今年のアカデミー賞授賞式が行われる

というわけで、作品賞にノミネートされているこの作品

天文学博士課程のディビアンスキーは、地球に接近する彗星を発見する
彼女の指導教授であるミンディ博士が軌道を計算すると、その彗星が6か月後に地球に衝突し壊滅的な被害を起こすことが判明する
二人から連絡を受けたNASAのオグルソープ博士は状況を確認、分析し、ホワイトハウスにその旨を報告する
そして、3人はホワイトハウスで合衆国大統領と面会することになるが・・・

現代社会の危うさを痛烈に描くブラックコメディである
監督のアダムマッケイは、地球温暖化による気候変動が進む事態に対して知人が言った「小惑星が地球に衝突しようとしているのに、誰も何とも思っていないようなものだ」という言葉から、この作品のアイデアが生まれたという
なるほど、メリルストリープ演じる大統領が、「地球温暖化はフェイクニュースだ」と言っていた前大統領に見えてくるのはそういうことか
ミンディ博士役のレオナルドディカプリオもなかなか良い
なお、エンドロールの後にもワンシーン残っているので、観るときはご注意を!

さて、作品賞受賞の可能性だが
十分あると思うよ
(本命は「コーダ あいのうた」らしいけど)

2022年3月11日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita