「グレイテスト・ショーマン」(公開中)
現代の「地上最大のショー」のひとつ、冬季オリンピックも明後日で閉幕
というわけでこの作品、19世紀のアメリカで「地上最大のショー」というサーカスを設立した人物を描くミュージカル映画である
仕立屋の息子で貧しかったP.T.バーナムは、裕福な家に育った幼なじみの妻チャリティを幸せにするため、ユニークな人間を集めたショーを企画し、大成功を収める
しかし、あまりにも奇抜な内容だったため周囲からの反発も大きく、「ペテン師」扱いされたりもした
バーナムは、世間から一流の興行師と認められたいと躍起になり、自分のショーを相棒のフィリップに任せ、全財産をかけてオペラ歌手の全米ツアーを敢行するが・・・
実在の人物がモデルになっているという
ヒュージャックマン、ザックエフロンといった歌って踊れる俳優が
「これでもか!」というほど芸達者な演技を見せる
しかし、個人的にはなんとなく物足りなく感じてしまった
ストーリーは「ミュージカル映画の定石どおり」といった感じで平板な印象
楽曲も個人的にはあまり好みではなかった
「ラ・ラ・ランド」の楽曲チームが作っているそうだが、そう言えば「ラ・ラ・ランド」も個人的には響かなかったなぁ
(まあ、好みの問題だから仕方がないけど)
「もっと面白く作れたんじゃないかなぁ、もったいない」
と勝手に思ってしまった、そんな映画である
(でも、インターネットのレビューなどを見ると、結構高評価なんだよね)
ところで、最後に見たサーカスは、小学生の時にシーズンオフの後楽園球場でやっていたキグレ大サーカスで、40年以上も昔である
シルク・ドゥ・ソレイユ(和訳は「太陽のサーカス」)でも見に行ってみようかな?