金曜シネマ倶楽部(週末、どら焼きが食べたくなる1本)

「あん」(2015年)


桜の季節である

というわけで、桜の季節から始まるこの映画

アルバイトを募集しているどら焼きの店「どら春」にひとりの老女が「働かせてほしい」とやってくる
店主はまともに相手にしなかったが、その老女から渡されたアンコを食べてその美味しさに驚き、その老女を雇い入れる
彼女が作るアンコのおかげで店には多くの客が来るようになったが
ある日を境に、まったく客が来なくなった
その理由は、つらく悲しいものだった・・・

前回ブログにも登場した樹木希林の遺作である
そして、ともすれば目を背けたくなるような悲しい事実に、ほんの少しだけでも向き合うことができる映画である
樹木希林、市原悦子、そして永瀬正敏の渾身の演技を堪能すべし!

ところで、普通のどら焼きもいいけど
今の季節は、くらづくり本舗の「さくらどら焼き」かな

2020年3月20日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : morita