業務にまったく関係ない、映画の感想など趣味に関するブログです(毎週金曜日に更新)。
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金曜シネマ倶楽部(週末は花粉を避けて映画館へ)
「グリーンブック」(公開中)
スピルバーグがアカデミー賞からNetflix作品を締め出すためのルールを提案しているらしい
というわけで、Netflix映画「ローマ」を抑えてアカデミー作品賞を受賞したこの作品
舞台は黒人差別が横行していた1960年代のアメリカ
腕っぷしが強く口八丁で世の中を渡ってきたトニーも、黒人差別をする人間であった
そんな彼だったが、用心棒をしていたクラブが改装休業となり、家族の生活のために、黒人ピアニストのドンのコンサートツアーの運転手を引き受けることになる
しかもツアーの行き先は、特に黒人差別が酷いアメリカ南部だった
黒人が泊まることが出来る宿泊施設を紹介するガイド本「グリーンブック」を手に、二人の旅が始まる・・・
人種差別という重いテーマを扱いながら、絶妙なコメディに仕上がっている
がさつなように見えて実は繊細な心を持つトニーを、ヴィゴモーテンセンが魅力的に演じている
「白人目線の映画だ」という批判もあるようだが、観た人が「面白かった!」と思えばそれで良いと思う
映画ってそういうものだから(個人的見解)
偏見なしに素直に観るべき映画である
おすすめ!
ところで、「映画はなるべく映画館で観る」という主義なので、スピルバーグが言いたいことも分からないでもない
しかし、一歩間違うと彼らが大切にしている「アカデミー賞の権威」そのものを失いかねないような気もする
「日本レコード大賞」みたいに
金曜シネマ倶楽部(週末、「山田うどん」に行きたくなる1本)
「翔んで埼玉」(公開中)
当事務所の所在地は埼玉、埼玉弁護士会所属で弁護士の出身地も埼玉
というわけでこの映画、なぜか埼玉である
埼玉のFM局であるNACK5(ナックファイブ)から埼玉の都市伝説が流れ始める
その昔、埼玉県民は東京都民から迫害されていたという
通行手形がなければ東京に行けず、手形を持たずに都内に入った者は「埼玉狩り」に遭い、逆らう者は「埼玉銃」で容赦なく撃たれ、埼玉に強制送還された
この通行手形制度の撤廃を求めて、ついに埼玉県民が立ち上がる・・・
徹底的に埼玉県民をおちょくり、埼玉のネガティブな面を「これでもか!」と暴露しまくる
しかも、「こんなの埼玉県民にしか分からないだろう」というご当地ネタ、自虐ネタのオンパレード
(自分の出身校も紹介されたが、麻生久美子氏に「だからどうした!」と一蹴されちゃった)
「よくこんな映画を作ったなぁ」と呆れるが、自分が観た回は満員札止めだったからびっくり仰天!
現役の埼玉県民と埼玉出身者がこぞって観に来ているに違いない
いやいや、千葉県関係者も相当数含まれているだろう
怖いもの見たさの東京都民もいるはずだ
ただ、関東圏以外ではかなり厳しい気がする
しかし、それでも良いのだと思わせる潔さがこの映画にはある
久しぶりに現れた底抜けにくだらない映画だ
おすすめ!
(映画館は「シネマサンシャイン池袋」が良いかもね)
そうそう、弁護士・裁判官・検察官になるための修習をする司法研修所は埼玉県和光市にあるので「日本埼玉化計画」は日本の法曹界ではほぼ実現されているという事実を補足しておこう
(映画を観ていない人には「何のこっちゃ?」情報だな)
金曜落首くらぶ(お題は「バードウォッチング」)
はやぶさかそれとも逃げたミミズクか
ホントに歩く中山道②(埼玉縦断編)
2月10日(日)
この日はまだ暗い朝6時に前回のゴール地点の板橋を出発
前日の雪が残る戸田橋を渡るとそこは埼玉
蕨宿を落とし、次の浦和宿では調神社(つきじんじゃ)に参拝し、名物の鰻で昼食
高校時代3年間通った懐かしの北浦和駅を通過し、与野を過ぎ、さいたま新都心駅を越えたところで日本一の長さを誇る武蔵一宮氷川神社の参道に入って参拝
長い旅の安全を祈願し、今回は大宮宿で終了
板橋から大宮まで約8時間かかって歩いたが、埼京線の快速だとたった23分なんだよね
次回は鴻巣あたりまで行く予定
(なんにも楽しいことが無い行程のような気がするなぁ)

金曜シネマ倶楽部(週末、刑事コロンボ「構想の死角」が観たくなる1本)
「天才作家の妻 40年目の真実」(公開中)
統計を偽っちゃいけないよ、厚労省さん
というわけでこの作品、世間を偽り続けた(?)夫婦の物語
作家として成功しているジョゼフのもとに「今年のノーベル文学賞はあなたに決まりました」という知らせが届く
授賞式のためストックホルムを訪れるジョゼフと妻のジョーン、そして父に劣等感を抱いている若手作家の息子デビット
授賞式の準備が進む中、ジョゼフに対してこれまで以上にいらつく妻ジョーン
実は、二人には世間に知られていない隠し事があったのだ
果たしてその隠し事とは?
そして天才作家の妻として生きてきた妻ジョーンの選択は・・・
映画の発想は面白いのだが、ストーリーは不完全燃焼な感じ
繰り返される老夫婦の諍いのシーンにうんざりする人もいるかもしれない
観客が感情移入するのは、ジョゼフの方か?ジョーンの方か?
「どっちもどっちだな」
というあたりが多数派のような気もする
原題は「The Wife」なのだが、邦題が大袈裟すぎるのも難点だ
(題名で内容を説明しようとし過ぎるんだよねぇ、最近の邦題は)
ともあれ、なんとなく肩すかしにあったような、そんな映画である
えつ?ロシアとの交渉も肩すかしだって?
そだねー