業務にまったく関係ない、映画の感想など趣味に関するブログです(毎週金曜日に更新)。
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夏休み

遅い夏休みでヨルダンに行き、最後の聖戦に参加してきた
(この奥にイエスの聖杯があるはずなんだけど・・・)
ペトラ遺跡には人懐っこい猫だらけ
本日9月15日昼過ぎに帰国し、午後6時からは中学時代の同窓会に出席
36年ぶりに再会した同級生と楽しい時間を過ごすも、時差ぼけでやむなく一次会で退却
素敵な夏休みを過ごせたことに感謝!

金曜落首くらぶ(お題は「小さい秋」)
秋風が吹くの早すぎスワローズ
(来週は夏期休業でブログもお休み)
金曜落首くらぶ(お題は「国レベルでも・・・」)
双方のあおり行為が事故招く
金曜シネマ倶楽部(週末、海辺のホテルに行きたくなる1本)
「世界の涯ての鼓動」(公開中)
某国の大統領が「グリーンランドを購入する」と言っているとか
というわけでこの映画、グリーンランドの深海と南ソマリア間の長距離恋愛(?)の物語
海辺のホテルで出会ったダニーとジェームズはたちまち恋に落ちる
やがて休暇を終えた二人は、お互いに離れがたいという強い感情を抱きつつ、ダニーは生命の起源を調査するため潜水艇で深海へ、ジェームズはテロを防ぐために南ソマリアへと向かう
しかし二人を待っていた運命は・・・
前半は、二人が出会い恋に落ちるまでを圧倒的な映像美でテンポ良く描いていて心地よい
ところが、後半は一転してサスペンス色が強くなり、ラストシーンに至っては
「ムムム・・・?」
と、なんともすっきりしない気持ちになるかもしれない
しかしそこがこの監督の描きたいところなのだろう
監督は「ベルリン・天使の唄」で有名な巨匠ヴィム・ヴェンダース
夏休みで子供向けの映画があふれるなか
数少ない大人の映画と言えよう
ところで、グリーンランド(デンマーク領)の売却を同国首相に拒否されて
「それならデンマーク訪問を取りやめる」
というのは大人の対応と言えるのかなぁ?
金曜シネマ倶楽部(この時期観ておきたい1本)
「アルキメデスの大戦」(公開中)
日本が戦争に敗れて74年
というわけで、巨大戦艦の建造をめぐる大日本帝国海軍省内の攻防を描いたこの作品
昭和8年、世界から孤立しつつある日本は、軍拡路線を歩んでいた
海軍省では、世界最大の戦艦を建造しようとする者らと航空母艦を建造すべきとする者らとが対立
これからの戦争は航空機が主流となると考える山本五十六らのグループは、戦艦建造に反対すべく、ひとりの天才数学者に望みを託す
そして・・・
派手な戦闘シーンや悲惨な戦禍を描く「いわゆる戦争映画」と思って「その手の映画は苦手だから」と敬遠しているとしたら、それは大間違いである
確かに、一部そういうシーンはある
しかし、本作がエンターテインメント映画、すなわち娯楽作品であることは実際に観れば分かるだろう
出演者のひとりである笑福亭鶴瓶ではないが
「観ないという選択肢はないやろ」
である
おすすめ!
お盆の時期は、どのような形であれ先の大戦のことに思いを馳せることが大事なのではないかなと単純に思う