業務にまったく関係ない、映画の感想など趣味に関するブログです(毎週金曜日に更新)。
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金曜シネマ倶楽部(時代劇としては見応えあるが)
「仕掛人・藤枝梅安」(公開中)
池波正太郎生誕100年とのこと
というわけで、久しぶりの梅安の映画化である
品川台町に住む鍼医藤枝梅安は、金尽くで人を殺す仕掛人という裏の顔をもっていた
梅安は、裏の家業の元締めである羽沢の嘉兵衛から料理屋万七の内儀おみのの仕掛けを依頼される
実は、三年前に万七の前の女房おしずを仕掛けたのも梅安であった・・・
久しぶりの梅安の映像化、しかも映画化である
結論から言うと、映画自体はよく出来ているが、個人的にはキャストに疑問符だ
梅安を演じる豊川悦司が、歳を取り過ぎているのである
原作では、梅安は30代、その相棒の彦次郎が40代なのだが
豊川悦司は御年60歳、彦次郎演じる片岡愛之助は51歳である
年齢の関係が逆なのだ
その点、1990年代のテレビ版の梅安役渡辺謙(当時31歳)、彦次郎役橋爪功(当時49歳)は原作の二人の年齢的な関係性は壊してはいなかった
これがオリジナル作品だと言うのなら良いが
あえて「池波正太郎生誕100年記念」と銘打つ以上
原作の設定を大事にして欲しかった
そういう意味で本作のキャストには疑問符なのだ
トヨエツ、ごめん
ここで、勝手にキャスティングコーナー
例えば梅安が鈴木亮平、彦次郎が橋本じゅんとかどうですか?
さて、4月7日には第二作が公開されるらしいが
観に行くかどうか迷っている
ごめん、トヨエツ
金曜落首くらぶ(お題は「デジャブ」)
「事実なら議員を辞める」既視感が
金曜落首くらぶ(お題は「日銀」)
実態は貧乏くじか新総裁
金曜シネマ倶楽部(今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る)
「劇場版 銀河鉄道999」(1979年)
松本零士氏が亡くなった
というわけで、追悼の意を込めて
貧民街で暮らす少年星野鉄郎は、機械の身体を無料でもらえるという星へ行くことを夢見ていた
そんなある日、その星へ向かう超特急列車銀河鉄道999のパスをくれるという美女メーテルに出会い、999号に乗車し宇宙へ飛び立つ・・・
当時観た時の第一印象は、「アニメ版に比べて、鉄郎がりりしい顔に変わっている!」だった
ストーリーは、子供向け映画とは思えないハードなものになっており
特に、謎の存在だったメーテルの正体は、子供心にもショックだったことを覚えている
「メーテルが、そんなひどいことをしていたなんて・・・」
ゴダイゴの歌う主題歌「銀河鉄道999」は大ヒットしたが
個人的には、挿入歌の「Taking off」の方がお気に入りだ
そして、城達也氏のナレーションがグッとくるんだよねぇ
おすすめ!
そして、ご冥福をお祈りします
金曜落首くらぶ(お題は「飛び道具」)
泰平の眠りをさます気球かな